ガン保険の申請書

2018年6月9日土曜日その2
 7日のCT検査の後、病院文書係にガン保険の申請書を出した。ガン保険はいまから20年ほど前、生命保険を見直す際に勧められて加入した。家族にガンで死亡した例はそれまでなく、終身ながら月額1万円ほどの出費は「必要なのかなあ」と思ったものだ。


 ところが、ここに来て、20年も放置してきたことに我ながらあきれている。がんと診断されて今回、100万円は受け取れる。それはそれで「おー」と思う。入ってなかったら結構な出費だからだ。


 ただ、20年前の保険は、再発時のケアはほとんどゼロ。先進医療特約もなく、放射線治療は倍率10倍(入院一日分の保険金の10倍。僕の場合は10万円)が一回、出るだけ。入院すれば1日1万円、手術は生命保険の方で10万、20万、40万と出るが、ガンでの入院後の通院給付金は、最低、20日以上の入院をするのが前提だ。
 

 いまどき、20日も入院するガンの手術はそうはない。開腹手術ならいざしらず、こと前立腺ならダビンチで7日。通院するたびに5000円受け取れるはずなのに、入院20日じゃあねえ。この金を貯めておけば、と計算すると、毎月1万円の掛け金を20年かけていると240万円。そのうち、半分に満たない100万が出るだけ。ま、もしかけていなかったらそれを貯めているとは全然思えないけどね。
 

 生検に入る前、保険会社の窓口に行って、「都合のよい話ですが、まだガンと診断されたわけではないので、いまから特約をつけることはできますか」と聞いた。調べてもらうと「PSAが基準値以下ならお受けできます」と言う。つまり、PSAが4を超えた時点ですでに見直しどころではなかったわけだ。見直しはほんとうに健康な時にしか、できません。
 

 これからの治療を考えると、100万は余分なことには使えそうにない。放射線治療を選択した場合、おそらく、最初にホルモン治療があるだろう。この治療費は高いと聞いた。使ってしまいそうなのでかみさんに預ける。そういえば、保険金の受取人はかみさんになっていた。保険会社に聞くと「奥様名義の口座でないと振り込めません」だって。マジか。


  ガンを証明する保険会社への文書代、5,700円。仕方ないって言えばそうだけれど。そこで儲けなくても。

投稿者: otokonobyouki

前立腺がん発症時57歳。PSAの値がじりじりと上昇したにもかかわらず生検から逃げ回ったのがたたり、T2cの診断。男性機能喪失と尿漏れを避けるために陽子線照射で治療した。その記録と、若い頃から次々とできてきた尿道結石、ESWLの記録。

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