2018年12月19日水曜日
きょうは先日入れた金属マーカーがしっかりと固定されているのか、をMRIで確認するのと、陽子線照射の際、体を固定するための型を取る作業をした。まず、固定器具の型どりだ。下着を紙パンツに履き替えてレントゲンの台の上に仰向けになる。結構な温度の特殊プラスチック板をお腹の上に乗せ、体の線に沿って固まり、温度が下がるのを待つ。
「ちょっと熱いかもしれません」と放射線技師に言われたのでどれだけ熱いのかとぎくっとしたが、体感的には45度ぐらいだろうか。風呂ではちょっと熱いかも、という感じ。
これが終わると照射のターゲットになる十字線を体に貼り付ける。一見して塗ったような感じだが、幅5ミリほどのうすいテープでヘソの上と横っ腹に合計3箇所。「ゴシゴシ洗うと取れてしまいます。この位置は陽子線治療が終わるまで、変わりません。薄くなったらマジックで塗ってください」と技師さん。
「ただし、塗るのは自分ではなく、奥様にやってもらってください」とのこと。まあ、妻でなくてもよいのだが、他人に、という意味。自分ではまっすぐな線が引けないから、他人に定規を使って引いてもらえ、ということだ。
この型どり作業はざっと30分ほど。技師さんと雑談しながらだったが「経皮的放射線金属マーカー留置術がとても痛かった」と話したところ、「あまりの痛さに卒倒して倒れた方がいたそうですよ」と教えてくれた。何度も書くが、「生検より楽」という話はやはり、ないのだ。
ちなみに、この陽子線治療の際に履く紙パンツ、とてもきつい。女性用をはいている(履いたことはないが、ぱつんぱつん)感じだ。
先日の手術がうまくいったのか、レントゲン、MRIで撮影した画像を見せてもらった。

まず、スペースOAR。Aは前立腺、Bは直腸、Cが膀胱だ。AとB間にある白い部分にハイドロゲルを入れて直腸にあたる陽子線量を少しでも減らす、というものだ。
ちなみに膀胱(C)は白い。300ミリリットルの尿がたまっている。陽子線を照射する際、膀胱や直腸にどれぐらいの尿やガス、便があるかで、前立腺の位置が微妙に変わる可能性がある。そこで照射前はまず、トイレに行き、おしっこをした後、水を一定量飲み、照射する。この日からおならをためない錠剤と便通をよくする顆粒の薬をもらった。便通は日頃からよいと伝えたが「まあ、飲んでください。あまりに下痢になるようでしたらやめてもらって結構ですが、われわれとしては下痢の方がむしろありがたい」とH医師。うーん、そういうものか。

この赤い○の中にある2つの白い物体が純金のマーカーだ。蛇腹のような感じらしい。
次回は一週間後。最終チェックだ。これが終わるといよいよ、照射になる。