2019年2月26日火曜日
陽子線照射後初めて、もともと通っていたY病院N医師の診察を受けた。きょうは、いろんなことが聞きたくて少々質問攻めにした。
その前に数値を整理しておく。
リュープリンの最後の注射を打った2018年12月11日に採血した陽子線前、最終のPSAは0.08ナノグラム/mlだった。陽子線照射最終段階2月12日の採血で0.037だったから陽子線照射でざっと0.043下がったということか。もっともホルモン治療でおおむね下がっているので陽子線照射はむしろ、病巣を焼き殺す、という意味合いの方が強そうだ。
0.037という市陽子線センターでの数値を報告すると、N医師は「おお、かなり下がりましたね」と喜んでくれた。これからは再燃を「わたしがウオッチしていきますから」。で、何かお聞きになりたいこと、ありますか?と言われ、頭の中で用意してきた質問を繰り出す。
14日に照射が終わり、日に日に、おしっこの出が悪くなっていた。そればかりか、朝、起きる前までに多くて2回、夜中にトイレに行く。おしっこがしたくなると我慢できる時間がだんだん短くなり、我慢ができなくなるかも、という事態が近づいてきた。「放射線の医師はだんだんとよくなります、と言っていますが、どうでしょうか」と聞く。N医師は「そうですね、次第によくなるはずです」。様子を見るしかない。
とにかく、いまはいけるときにトイレに行く。これしか予防法はない。長時間のバス移動などトイレが不安な行動は慎もう。ゴルフ場もクラブハウス、茶店、いけるところでは出なくても出す。出ないだろうと思っても意外と出る。そこそこ出たな、という感じでも80㎖は出ているから。
もう一つ、聞きたかったのは、この緩みまくった体を引き締めるための強いトレーニングをしてよいか、ということだった。21日、糖尿病系でいつも通っているC病院の内科I医師に「まだ、ホルモン治療の影響が血液検査では色濃く残っています。男性ホルモンが少ない段階で筋トレしても効果は通常よりもないですよ。もう少し待たれたらいかがですか」と言われたからだ。
21日の血液検査は、ホルモン治療を始める前より大きく後退していた。リュープリン、カソデックスという抗男性ホルモンそのものに肥満になる副作用はない。ただ、抗男性ホルモンが体内に大量に入ると食欲が高まるのだ。それで食い過ぎる。悪循環。体重で結局5キロ超、HbA1cは6.2%から6.9%と圧倒的に悪化。中性脂肪374mg/dl、血糖値124mg/dl。どれもこれも非常に上昇していた。
やさしいI医師は「でもこれらの数値はホルモン剤による影響も大きいし、新陳代謝が悪くもなっていますから」。そして、「それよりも心配なのはこれです」と指を差したのがクレアチニン1.83mg/mlと尿素窒素33.4mg/dlだった。いずれも腎臓の数値をはかっている。
クレアチニンは尿でしか出ない。エネルギーを使うと代わりにできる代謝物の、そのほとんどは尿で排出される。これが高いということは腎機能が落ちているということだ。8mg/mlを超えると人工透析がいる、というレベルだからまだ低いが何らかの異常があるということだ。(もっとも、昨年12月11日のY病院での検査では0.98。この上昇は何?)
尿素窒素も、タンパク質が消費されるとできる老廃物。通常は、クレアチニンと同じく、腎臓の糸球体で濾過されて尿で出て行く。それが血液にたくさん出てきているというのは何か?脱水でもこのような症状は出るが、そうなのだろうか。
調べてみると、尿管結石でも数値は上がるようだ。それをN医師にぶつけてみる。「その可能性はありますねえ。ちょっと調べますか」。3月下旬にCTスキャンで左の石の状態を調べることになった。思えば、陽子線治療中からずっと左脇、背中が痛かった。どこかにあるはずだが、感覚としてはちっとも落ちてきていない。
「それで、やせるための強いトレーニング、してもよいでしょうか」と尋ねると「いいですよ。ただし、水をたくさん飲んでください。脱水がよくないので」。腎臓にも、そしてたぶん、膀胱にも。
きょう、Y病院では膀胱残量という検査をした。おしっこを出し切ってからどれぐらい膀胱に尿が残っているか、を計測する。素人考えでは出したのだからゼロでしょ、と思うが、そうではないようだ。陽子線センターの超音波と同じようにパンツを途中まで下げ、ゼリーを塗った上で膀胱の上をぐりぐりと超音波の棒で押される。Y病院では男性の技師さんが担当だったからまだよかったが。
結果は30㎖残っていた。「こんなにあるのですか?異常ですか?」とN医師に尋ねると「50以下なら正常です」と言われ、後遺症は最小限のようだ。採血をして病院を後にした。
薬代1000円を含めて4,510円。相変わらず病院は高い。