残り1回。結石で左の背中が痛い。

2019年2月13日水曜日
 昨日の夜から嫌な感覚はあった。背中がぐっと押されるように痛い。ちょっと椅子の上で変な姿勢変化をしたときに「あれ?」。石が動いたようだ。風呂に入り、温めたせいか、よくなった。そう思って寝たのだが、朝方、痛くて目が覚めた。午前5時50分すぎだったか。激痛ではない。だが、そのまま何もしないと痛みが続く。仕方なしに起きてリビングルームにある薬箱からロキソニン60を出して飲んだ。これで治まらなかったら、ボルタレン座薬を使うか。そんなことを思いながらベッドへ。


 30分ほどで効き始めた。さすがにロキソニンだ。少し寝てから陽子線治療センターに向かう。症状を、毎日提出するノートに書く必要があるのか分からなかったが、とりあえずありのままを記入した。


  ベテランの看護師さんは泌尿器科にも慣れたもので、「大きな結石の場合、水をたくさん飲むと、腎臓が腫れてしまうので明日、どうしようかな」と心配してくれる。「大丈夫、大丈夫、石とはもう38年付き合っているから」と話すと「なら、わたしより詳しいか。大丈夫ね」。


 照射台を下りると、いつもの主任の技師さんが「いよいよあと1回だけですね」と声をかけてくれる。


尿の出方はこれまで最低なほどチョロチョロ。とくに朝一番は情けないぐらいだ。あす、終わってもしばらく続くのだろうな。


 きのう、成城石井で買ったドンペリ、ふつうの2009年で17000円した。ちょっと高かった。

酒が飲みたい

2019年2月10日日曜日
 照射の間は炎症が起きるのでアルコール類は控えてください、という言いつけを守ってきた。いや、厳密にいうと、1月29日の夜、福岡に出張に行った際、懇談会の席上、乾杯でビールを少し飲んだ。おそるおそる。


 次の日も、その次の日も、なんともなかった。十数年前にたばこを止めると決めた時は途中で何度か少し吸い、クラクラした覚えがあったが、酒はそんなことはなかった。「なんだ、こんなもんか。これなら飲めばよかった」と思い、妻に言ったら「情けない。治療中ぐらい、止めなさい」とたしなめられた。飲む、飲まないではなくて、その覚悟、自覚、取り組み。そういったものだ。


 ところが、あと3回、となると、ムクムク、飲みたい気持ちが持ち上がる。これはノンアルコールビールでは消せない炎である。禁酒して外食すると、意外と食事代が安いことに気づいた。酒代はそれほど高いと知った。


 だが、飲むぞ。終わったら。ドンペリニヨンの安いのを用意しよう。14000円もあればよいだろう。妻と乾杯する。それを目標に、頑張ろう。

あと3回

2019年2月8日金曜日
 照射の前に、看護師さんから最終週の説明があった。来週は連休のため19回目が火曜日になる。その日、照射後に血液検査をする。さらに最終照射の後には医師との診察と今後についての説明があるという。
 てっきり照射の後はおさらばでまたY病院に戻るのかと思ったがそうではないらしい。もう二度と戻らないと思ったが今後も付き合いは続くようだ。ま、それならそれでよい。
 きょう、薬の整理をした。ガスコンを含めてもう残数は6日分だ。

ちょろちょろの尿のこと

2019年2月7日木曜日
 17回目の照射が終わった。残り4回。通い慣れたこの病院とお別れの時が近づく。病院なんて来ない方がよいのだが、元気で長生きしたい、と願う人にとっては最後のよりどころでもある。
 

 治療を終えて陽子線センターを出ようとしたところ、毛糸の帽子をかぶった高校生ぐらい(小さいのでそれぐらいに見えた)の女の子と、その母親らしい人とすれちがった。帽子の下はおそらく髪の毛がない。どんながんなのか、分からないが、この陽子線が命をつなぐ治療なのかもしれない。
 

 少し前の自分の娘たちにダブらせると、胸が締め付けられる。一瞬のすれ違いだが、どうかよくなって、また元気で学校に戻ろうね、と祈らずにはいられない。
 

 きのう、水曜日は膀胱内の尿がどれぐらいあるのか、照射前に検査する日だった。連日、45分前に300ミリリットルのヴォルヴィックを飲んでいるのだが、この朝は時間がなく、オマールエビのスープを温めて飲んできた。これがおおよそ250ミリリットル。そのせいもあって、検査では193ミリリットルを検知した。
 

 「こんなに溜まっていて尿意はありませんか?いますぐにトイレに行きたくありませんか」と、若い看護師さんに聞かれた。「しろ、といわれれば出ますが、照射が終わるまでは我慢できますよ。それほどしたくありません」と答えると、驚かれた。「193だと多いですか?」と僕が聞き返す。看護師さんは「いや、100以上、200ぐらいまではまったく問題ありません」。重ねて僕が聞く。「もし、多かったら少し出すのでしょうか。一度出し始めたら止まらないと思うのですが」。とても20代の女性との会話ではないのだが。
 

 「それがそうでもないようです。多い人には出してもらうのですが、途中で止められるようですよ、男性は。あ、私はできませんが(笑)」。へー、そうなんだ。終わった時にトイレに行ったが、膀胱内はぱんぱんなのに、尿は相変わらず、じょろじょろとしか出ない。なんだよ、これ。タムスロシン飲んでいてこれじゃあ。

  きょう、陽子線管理区域に入る前になんとなくおなかに違和感があったのでトイレに行った。水を飲んだ15分後だったが、少し尿意がした。きのうのことを思い出しながら「自分も途中で止められるのかな」と思い、止めてみたが、まったく無理だった。止められるが、ずっとは無理だよ。あらー、出ちゃうよ。
 

 15分後だから、さっき飲んだ水が出ている訳ではないがちょっと心配した。レントゲンを見た技師さんには何も言われなかった。よかった。あと、4回だが、教訓。直前にトイレでいきむとおしっこをしたくなる。できるだけ、家ですべてを済ませてから水を飲もう。

 

 さあ、あと4回。さみしさと、やっと、の思いのないまぜ。そう、ブログのタイトルもちょっと変えてみた。検索したときにわかりやすいように。

高速大渋滞、やばい

2019年2月5日火曜日
 きょうは日曜日に出勤した代休。朝、ポロシャツにジャケットを羽織って車で出かけた。照射の75分前に出たので多少の余裕はあるはずだった。ところが、高速入り口付近の電光板に「渋滞8キロ、20分」の表記。やばい。すぐに一般道に切り替えたが、これがまた混んでいて焦る。車線変更を繰り返しながら進む。それにしても年度末は工事が多い。公共工事ならわかるが、ガスとかもある。民間なんだから早めにやれよ、とつい、毒づきたくなる。
 

病院到着は照射25分前。なんとか間に合った。「私服だとちっちゃく見えるね」と看護師さん。「いや、ちっちゃいんですよ」と返す。ほとんどの看護師さん、技師さんは顔見知りになる。この治療が終わったらもうここには来ない。みんな親切。あと6回、少しさみしくなる。

副作用は最低、半年は続く

2019年2月4日月曜日
 毎週月曜日は医師の診察がある。「変わりありませんか?疑問はありませんか?」という簡単なやりとりだけ。「おしっこの出が悪ければ薬を出しますよ」と放射線科のO部長がいう。だが、おしっこを出やすくする薬はおそらくタムスロシンではないか、と思い尋ねるとその通りだった。
 

 その薬ならもう2年ぐらい飲んでいる。効くかどうかは別にして尿管結石を排出するのと同じ薬で、確かに飲んでいると尿の出方はスムーズだ。それをO部長に話すと「それ以外の薬はないので、このまま行きましょう」と言われた。

 僕はこの機会に、つらいホットフラッシュ、皮膚の乾燥、皮膚の弾力のなさ、気力のなさなどを質問してみた。O部長の話には結構、ため息が出た。「少なくとも治療終了後、半年は出ますよ。徐々に体の中から抜けていくのです。それだけ、強い薬を使っているということです」。え?半年もか。
 

 この話に続けてO部長は「ホルモンが体から抜ければPSAは上がっていきます」とも話した。そうなんだ。治療前、治療中の経過はいろいろと調べたが、これからは終了してからどうなるのかをしっかり調べないといけない。
 

 「がんサポート」というウェブサイトによると、治療終了後は、最低値+2で再発と判定するようだ。手術と違い、全摘したわけではないから、前立腺は生きている。だからホルモンが切れれば当然、PSA合成は再開される。で、治療後に最も低かった数値を基準にして、2上がれば再発、というのだ。

 もっとも、再発下からといって直ちに命の危険に直面するわけではない。そこからタキソテールという薬もよく効くらしい。できれば、そんな薬は使いたくないのだが。

何をするにも疲れる

2019年2月3日日曜日
 きょうは日中、暖かくなった。あれだけ練習していたゴルフもすっかり練習不足。今年はまだ2回しかラウンドしていない。とにかく燃えない。それと、疲れてしまうのだ。100球も打つとぐったり。


 これはホルモン治療の後遺症なのだろう。昨冬は寒さにめげず、朝、会社に行く前に1時間半、ほぼ週に2回は行っていた。そこでアプローチもショートアイアンもよくなった。月例競技での上位入賞も多くなり、HDもシングルが見えてくるところまで来たのに。
 

 いや、副作用のせいにしてはいけない。そんなのは分かっているが、実際、先月の所属クラブの月例で右手の人差し指の皮膚がとても痛くなった。ただ、グリップに添えているだけだがインパクトで少し、ずれる。それが積み重なり、皮膚が赤くなる。とにかく、皮膚はいつもガザガザ。根気もない。こんな症状はこれまでなかった。

 いかん、いかんと思いながら、アイアンセット、ドライバー、フェアウェイウッド1本、ウェッジ1本を新調した。シャフトも特注のDGにした。それをキャディバッグに入れて眺めていれば練習に行く気になるだろうと思っていたのだが。恐ろしいことに、先月下旬に配達されて来たのにまだ一発も打っていない。
 

 次の月例は陽子線照射がすべて終わったあとの日曜日。なにもせずに、ましてや打ってもいないクラブで競技に出てもろくなことはない。こんなところにもホルモンの副作用はある。早く抜けてほしい。

39GyEまでやってきた

2019年2月2日土曜日
 週末は照射がない。毎朝、自宅から車で病院に行き、治療後は会社にその車で行く。会社は車通勤を認めていないので近くの駐車場に置くことになる。朝の渋滞を避けるため病院までは都市高速を使う。名二環と名古屋高速を使うと朝は510円+570円の1080円(割引含む)。これにだいたい、駐車場は打ち切りでも1600円が普通。つまり、2680円。これが毎日だから結構な出費だ。20回で53,600円。おまけに都心の駐車場はどこも満車。空いている場所を探すのも苦労する。医療費控除は車関係の控除を認めていないので公共料金換算する。がんはとにかく金がかかる。
 きのうまで13回が終了した。1回3GyEを照射するから現在、39GyEだ。このGyEとはなんなのか。
いろいろと調べてみたが、文系的に簡単にいうと、体の中に吸収、蓄積された線量の単位のようだ。これが例えば原発から来る放射線、日中に浴びる放射線とどれぐらい違うのか、さっぱりわからない。コツコツと調べて終わるまでにはここに書きたい。
 尿の勢いは当初の7割ぐらいに落ちている。少し苦痛だが、これで薬を飲むほどではない。朝、膀胱に尿がたまっている状態で「おー、トイレ、トイレ」と駆け込んでもビューっとは出ない。チョロチョロでもないが、ジョローっという感じだ。回数が増えるといわれてるが今のところ寝るまでに9回から10回、夜間に起きることはこれまでにない。
 二回に一度ぐらい、照射の台に上がると、左右の腰にマジックで書いた照射目標の十字を書き足される。そんなにゴシゴシ洗っていないが消えるのだろう。これがある限り、ゴルフ場の風呂には入れない。
残り8回。きのうから始まったプロ野球のキャンプが佳境に入る、バレンタインデーの14日が最後になる。チョコレートはほしいけれど、再発という爆弾はいらない。

水の威力

1月30日水曜日
11回目の照射は夕方だった。毎週水曜日は看護師さんが膀胱の水の量を計る日だ。きょうは108ミリリットルしかなかったが、「それでも十分ですよ」と看護師さん。「日ごろから十分な水分を摂取されているから11回目でもほとんど副作用がないんだと思います」。聞けば、多くの患者は11回目となると、多くの副作用が出現するようだ。「ほとんどの人が治療以外で水分をあまりとっていません」。
ただ、僕の場合も、尿の勢いはかなり減ってきた。治療前の10とするといまは7ぐらいか。トイレで夜に起きることはない。このまま進めばよいが。

ホットフラッシュとさよならできるかな

2019年1月26日土曜日
 今週で8回の照射が終わった。3分の1を通過して残り13回だ。一時の膀胱炎症状以外に、気のせいぐらいではあるが、尿の勢いが弱くなった。前立腺肥大のような感じ。尿管結石の薬としてY病院で処方されているタムスロシンを飲んでいるからまだましかもしれない。タムスロシンが結石に効くかどうかはさまざまな意見があるが前立腺肥大による尿のちょろちょろ感の改善には役に立つ。個人的には排出の期待は大してないが、尿の勢い増加のためには続けたい。照射回数が増えると余計に衰えてくるかもしれないから。


 前立腺ガンの治療でこれまで最も悩まされている副作用がホットフラッシュ。照射が始まる前までリュープリンの注射とカソデックスの服用を続けてきた。カソデックスは朝1錠だけだが、飲み残しが7錠ほどあり、本来は照射前日で終了するところが今週の半ばで飲み終えた。


 とにかく、いきなり体が熱くなる。汗がしたたり落ちるほど。その汗も油がなく、さらさら。手足のカサカサ感も半端なく、クリームを塗っても塗っても指先が綺麗にならない。体重は4キロ増まで戻したがそこそこの気の遣いようではなんともならない。この治療が終わったらパーソナルジムにいって本格的に減らすしかなさそうだ。


 きのう、妻とテレビを見ていたら、老親がガンだった子ども(といっても50代だが)もガンでなくなる話が続いた。妻が「大丈夫かしらね、うちは」と何気なく話す。治る治ると言われていても、あまり強く信じないでいたい。再発したときにしんどいから。一生懸命に生きたい。といっていながら、今朝も寒いからゴルフの練習に行くのをやめた。外は2度。いや、ちょっとね。アイアンを4年ぶりに新調したけれど一度も打ってないよ。

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